〜〜セルフヘルプグループ「アロー」の活動の内容と現状〜〜

機能不全家族とは・・・
子どもが子供らしく育つことが許されなかった家族


AC=アダルトチルドレン・・・
機能不全家族で育った子どもたちが心に何らかの傷を負い、その傷が原因で大人になっても生き辛さを感じる人たち


ACからの回復(ワンダーチャイルド=本来の自己に気づき取り戻す)プロセス(3段階)

1.ACの自覚
  自身の過去と生き辛さに向き合う覚悟
  自分次第で変われることを望むこと

2.嘆きの仕事
  安全な場所で安心できる人の中で感情を感じ取り、再体験する
  (人は感じたものを表現したい欲求があります。
   恐い,つらい、不安だ などの忘れた感情や閉じ込めた感情を吐   き出す作業→白紙に戻す=よどみの中の泥をすくい去りきれいな   水に入れ替える作業)

3.人との関係の再構築

  認め、許してあげる
  (自分が悪いからこうなったと責めるのではなく、これまで生き抜   いてがんばってきた自分を褒めて認めてあげる)
  新しく生きるスキル(コミュニケーション)を身につけてゆく

「アロー」では、主に、2.の嘆く作業と、上がったり下がったりの下がった時を分かち合うことを中心に、同じように悩む人と出会い、メンバーの悩みを聴いたり、自分について話してみることをします。
何よりも楽〜でいられことを重要に考えてます。
メンバーの要望があれば、勉強会もおこなっています。


過去に受けた心の傷(トラウマ)を心の奥深くに閉じ込めていたり、秘密にしておくと、いつまでたっても傷ついた時と同じ状態、凍りついたままになってしまいます。
心の傷を理解してくれる安全な場所で、何度も繰り返し話していくうちに、だんだんと心が緩み、自分で受け止められるようになります。回復には、3〜5年かかるかもしれません。その間、行ったり来たり、上がったり下がったりだと思います。
今日、今の自分を見つけられればそれで良い。一つ良いことがみつけられればそれで良い。と考え、焦る必要はないです。
繰り返し話すこと自体が、癒しにつながることを知ってください。
インナーチャイルド(自分の中の満たされなかった子どもの部分)を裁いたりジャッジしたりせず、ありののまま、そのままを受け止めてあげるようにしましょう。

セルフヘルプグループ「アロー」を公開、メンバーを募集し、人が集まりだしてから13年目となります。
多い時で6,7人程。 コロナ禍以降は出席者は減っております。
昨今、リモート開催の場なども増えていますが、グループ「アロー」は
実際にメンバーに会ってその時間と空間を分かち合うことを大切に運営しております。
1人でも参加したい人がいれば、開催します。
したがって、はやし と2人だけの時もあります。
誰も参加しない時は開催しませんので、前日までに連絡を下さいとお伝えしています。
常に開催出来るくらいメンバーがそろえばいいなぁ と随時募集中です。 
お気軽にお問合わせ下さい。

今日までに468回、開催しております。
2023/3/9


特定の依存症について・・・
ギャンブル、薬物、アルコール、摂食などはACの要素はあるだろうが、必ずしもACとは限らない。
(その時の心に空虚感があったと思われるが、子どもの頃か、大人になってからかは個人によって特定できない)

ページの先頭へ戻る

Copyright (c) 2010 カウンセリングルーム「フロー」 All Rights Reserved